一人暮らしでもゴミ箱は欠かせない家庭用品ですが、外で働く場合、思ったよりゴミの量は少ないものです。
特にワンルームの住まいでは、置く場所に困ることがしばしばあり、狭いキッチンも問題となることがあります。
この記事では、一人暮らしにおけるゴミの管理とゴミ箱の選び方に焦点を当てて紹介します。
一人暮らしで出るゴミの量
多くの地域でゴミの収集状況は似通っています。まず確認すべきは収集の頻度です。
自治体によって異なるため、自身の地域のルールを確認することが大切です。
・プラスチックごみ:週1回
・空き缶、ビン、ペットボトル:週1回
・小型金属、スプレー缶:月1回
・古紙回収:月1回
・大型ごみ:各自治体による有料サービス
・小型家電や乾電池:各自治体にて随時
私の住んでいる地域では、生ごみ用のゴミ袋は5種類のサイズがあります。
サイズは45L、30L、20L、10L、5Lとなっています。
週5日働く一人暮らしの会社員の場合(私の例では)、ゴミの量は以下の通りです。
以前は毎日ゴミを出せるマンションに住んでおり、10Lのゴミ袋を使い、溜まるとすぐに捨てていました。
現在は週2回の収集に合わせてゴミを出しています。
10Lだと少々小さく、20Lではやや大きいので、理想は15Lですが、それがないため20Lを使っています。
・生ごみ:20Lまたは10L(収集回数に応じて)
・プラスチックごみ:30L
・空き缶ペットボトル:20L
水を頻繁に飲むため、ペットボトルのゴミはすぐに溜まります。特に夏は30Lのゴミ袋を使用しています。
用途に合わせて使い分ける
ゴミ箱は設置する場所に応じて、サイズや機能性を考えなくてはいけません。
ですが、大きすぎると窮屈に感じてしまうので注意が必要です。
キッチン用ゴミ箱
12Lから15Lのゴミ箱がキッチンには適しています。臭いを防ぐためにも、蓋付きのものが推奨されます。
また、片手で簡単にゴミを捨てることができるゴミ箱が便利です。
料理中に出るゴミに対応するために、使い捨ての三角コーナーを活用していますが、その他のゴミはゴミ箱で処理します。
忙しい時に便利なのは、自動開閉機能や足踏み式の蓋が付いたゴミ箱です。
プラスチックとペットボトルの処理
分類して捨てるためのゴミ箱を使用しています。
特にペットボトルは洗浄してから捨てるようにしています。20Lのゴミ箱が使いやすく、分類された容量です。
飲料水をあまり買わない人は、もっと小さなサイズのゴミ箱でも十分かもしれません。
リビングエリアのゴミ箱
リビングには生ごみを入れないため、フタなしのオープンタイプのゴミ箱が便利です。
10L程の小型ゴミ箱は使い勝手が良く、満杯になったら外のゴミ箱に捨てに行くことができます。
特にデザインを重視するなら、お好みで選んでも良いでしょう。
頻繁にゴミを捨てるためには、大きすぎないサイズが適切です。
その他の場所でのゴミ箱
特に女性はトイレにもゴミ箱が必要です。トイレ用のダストボックスを設置しましょう。
洗面所や玄関にもゴミ箱を置く人がいますが、一人暮らしでは不要な場合もあります。
ワンルームでは置き場所に困ることがあるため、ベランダをゴミ置き場として利用することもありますが、生ごみはベランダに置くには不向きです。
ペットボトルやプラスチックごみのみを置くことが多く、風で飛ばされないように蓋付きの大きめのプラスチックボックスを使うことが推奨されます。
必要なゴミ箱の数と設置場所
どれだけのゴミ箱が必要か、考えることはありますよね。
・リビングには小型のゴミ箱を1つ
・トイレには小さなダストボックスを1つ
・ベランダにはプラスチックやペットボトル用のゴミ箱を1つ
これでワンルームでは合計4つのゴミ箱が必要です。
一戸建てに住む場合、さらに二階の寝室と外にそれぞれ1つずつ追加し、ベランダには置かないため、合計5つになります。
ゴミ箱選びのコツ
理想的なゴミ箱は以下の特性を持つものです。
・自分のゴミ量に合ったサイズ
・生ごみ用は蓋付きが必須
避けたいゴミ箱のタイプ
キッチンには木製のゴミ箱は避け、水や湿気に強いプラスチック製またはステンレス製を選ぶことが望ましいです。
使い勝手の悪いゴミ箱の設置
冷蔵庫の隣など狭い場所に設置される引き出し式の縦長ゴミ箱は、使用時に手間がかかるため不便です。
特に生ごみは、片手で簡単に捨てられるタイプが望ましいです。
シンク下のゴミ箱設置の問題点
シンクの下は湿気が多いため、そこに生ごみを置くと虫が発生する原因となります。
日常的にゴミを捨てる習慣がない場合は、この場所にゴミ箱を置くのは避けた方が良いです。
ベランダでのゴミ保管
ベランダでゴミを保管する際は、特に生ごみの取り扱いに注意が必要です。
生ごみは高温下で速やかに腐敗し始めるため、以下のガイドラインに従って管理しましょう。
ベランダで生ごみを保管すると、温度の上昇により臭いが発生する可能性があります。
これを避けるため、特に暑い季節には生ごみは室内で適切に管理し、定期的にゴミ出しを行うことが望ましいです。
もしベランダでゴミを保管する場合は、密閉性の高い蓋付き容器を使用して、臭いの拡散を防ぎましょう。
これにより、害虫の発生リスクも低減されます。
消臭剤や日常的に手に入るコーヒーの粉、お茶の葉など自然な消臭材を利用して、容器内の臭いを抑える工夫をしましょう。